自営業者必見!確定申告に必要な書類とやり方

最終更新日 2024年3月9日 by muta10

重要な確定申告!知っておきたいこととは?

会社勤めの人は良いですが、自営業や副業などで所得がある人は年に一回確定申告を行う必要があります。
会社などに努めている人は会社でやってくれますが、そうでなければ自分で行わなければいけません。

その際に必要な書類なども決まっているので、何を用意しなければいけないのか把握しておくことが大事です。
そうすることで安心して申告することができ、不要なトラブルを回避することができます。

自営業の場合には白色申告と青色申告がありますが、青色申告では特別控除を受けられるなど様々な特典があります。
細かい帳簿付けなどが必要になりますが、節税のためには便利なのでしっかりとしておくことが大事です。

1.申告書

まず必要になる書類が、申告書になります。
これは申告書AとBがあり、Aはサラリーマンや年金所得者でBは個人事業者や分離課税者が必要とします。

このような違いがあるので自営業の人は申告書Bを用意して、そこに記入していくことになります。
また申告書は国税局のホームページからパソコンで作成することもできるので、用意する場合はそこで手に入れるのも選択肢の一つです。

2.青色申告決算書

そして青色申告に必要となる書類が、青色申告決算書になります。
これは専用の会計ソフトを使用しているのであれば、最終的に出力されるデータを書き写すだけで大丈夫です。
損益計算書やその明細書など計4ページにわたり書かなくてはいけないので、会計ソフトを使ってまとめておくと簡単に済むのおすすめです。

3.証明書や領収書

また添付書類台紙に貼る、証明書や領収書なども必要になります。
これは医療費が年間10万円を超えた場合は医療費の明細書や交通費の明細書、住宅ローン控除を受ける場合はそれに関する書類が必要です。
所得控除を申請する際には、必要経費の領収書を用意します。

4.源泉徴収票

そして自営業の人でもどこか会社に勤めていたり法人の役員などになっていて、給料や報酬をもらっている場合は源泉徴収票を用意しなければいけません。

このように自営業者が確定申告を行う場合には申告書Bと青色申告決算書、各種控除を受けるための証明書に必要経費の領収書そして場合によって源泉徴収票が必要です。
申告書を作成する際には、これらをしっかりと手元に置いて忘れないようにしましょう。

白色申告を行う場合の注意点

一方で白色申告を行う場合には申告書Bと添付書類は同じですが、青色申告決算書ではなく収支内訳書が必要になります。
収支内訳書は2ページだけであり売上や経費の内訳に所得金額などを1ページ目に記入し、2ページ目に主な売上先や仕入れ先などの詳細を記入することになります。

そのため記入することが少なく楽なため、こちらを選んでしまうこともあるのでそこは注意が必要です。
白色申告に対応したソフトもありますが、どちらにしろソフトを使って入力するのであれば少しの手間はかかりますが青色申告のほうがお得です。

面倒なことが多いため特別控除のなどの特典があるわけですが、事業としてしっかりと行うのであればできるだけお得に利用できる青色申告のほうがいいでしょう。

会計ソフトを利用したほうが節約できておすすめ

税理士に依頼するのも選択肢の一つですが、できるだけ費用を抑えて効果を出したい場合は会計ソフトを使うのが簡単です。

会計ソフトは必要な項目に費用などを記入していけばいいので、使い方を覚えれば簡単に利用することができます。
毎日コツコツを入力していければ、数分くらいで終わるので時間を多く取られることもありません。

確定申告をしても税金を取られるのを考えた場合は、費用を抑えつつしっかりとした帳簿付けが大事です。
それを行うには人の手でやっている場合、手間がかかって仕方がありません。
そのようなときに会計ソフトを使うことで、費用の節約そして時間の節約にもつながります。