芸人も厳しい?お笑い芸人のギャラの格差の現実

人生の成功者のように見えるお笑い芸人の実態について

バラエティ番組だけでなく、ドラマなどでも活躍が目覚ましいお笑い芸人は、一般人からするとキラキラした存在に見えます。
私生活では女優やタレントと恋愛をしたり結婚をすることも多くなっていますし、高級車を乗り回して海外旅行などに行き派手に遊びまわっている印象があるからです。

人気だけでなく、経済的にも潤っているので人生の成功者のように見えていますが、実はお笑い芸人といってもギャラには驚くほどの格差があることがわかっています。

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大御所と呼ばれるような位置にいれば、レギュラー番組やコマーシャルに出演するだけで、驚くほどのギャラを得ることができます。
中堅どころも同世代のサラリーマンでは稼げないほどの給料を得ていますが、若手と呼ばれたり、まだ名前も広く知れ渡っていないお笑い芸人はアルバイトに精を出すなど二足の草鞋を履いている人も少なくありません。

お笑い芸人が活躍できるようなバラエティ番組は減少傾向に・・・

実際、日本ではお笑いブームというのが何度か起こりましたが、現在はブームが下火になっているという現状があります。
以前と比べて、お笑い芸人が活躍できるようなバラエティ番組は減少傾向にありますから、必然的に番組に出演できる人は限られてしまいます。

テレビ局側も視聴率がとれるようにするため、無名の芸人や若手を起用するよりも、中堅や大御所に出演依頼をすることが多くなります。
テレビなどに出演すると得られるギャラは比較的大きな金額になりますから、それらに出演できないということはそれだけ給料が少なくなることを意味しています。

では若手や新人が活躍する場はどこかというと、それは所属事務所が所有したり主催をしている劇場で、漫才やコントを披露するということになります。
毎日にようにお笑い劇場は開催されていて、多くのお客さんが入場料を支払って観覧をしています。

それらに出演することでギャラが発生しますが、劇場を運営している事務所などが運営費として観覧料を徴収することになりますから、出演者として受け取れる額面が少なくなります。

ベテランでも人気がなく面白くなければ出演することすらできない

もちろん劇場で漫才やコントを披露したいと考えても、誰でもできるわけではありません。
舞台を取り仕切っている先輩芸人が中心になって事務所などと話し合いをしてて、観覧者に楽しい時間を提供するために真剣に考えて、出演者を決定します。

話術が巧みであれば新人であっても起用されることがありますが、ベテランだからといって人気がなく面白くなければ出演することすらできません。
お笑いの世界というのは想像以上にシビアで、実力主義の世界だといえます。

また劇場にも出演できない場合は、事務所のマネージャーなどが営業をかけて、地方のイベントに参加するという方法もあります。
ただそれらのギャラは有名人であれば高く設定されているものの、無名であったり若手であれば、手取りで数千円であることも少なくありません。

費用が出ないときがお弁当などの物品供給ということも・・・

しかも手取りの中に、交通費などが含まれていることもありますし、費用が出ないときがお弁当などの物品供給ということもあります。
大御所になると週1であってもレギュラー番組の仕事があれば驚くほどの給料を得ることができますが、無名の新人であれば給料がないということもあるくらい格差がある世界です。

しかしそのような格差があっても、日本ではお笑い芸人になりたいと夢を見る若者が少なくありません。
学費を支払ってでも養成所に入学する人も多く、その理由としては一旗揚げて成功したいという人もいますが、中にはお笑いが大好きなのでその世界でしか生きていけないという人もいます。

お笑いに強い思い入れがある人が多いからこそ、日本の漫才やコントはどんどん進化しているといえるでしょう。
ギャラが安いのでアルバイトを掛け持ちしている人も多いですが、その苦労があるからこそ、成功したときの達成は大きいのかもしれません。